「今年からブログ更新、まずは1か月2記事!」と(ゆるゆるな)新年の抱負を語り、早々に挫折中のキートラです…
前回の記事は「フリーランス1年目」の感想を主に書いたのですが、今回はフリーランス「在宅翻訳者」としての個人的感想を述べた記事になります。
「英語を使った在宅ワークとして、翻訳を考えている」
人に向け、少しでも参考になれば幸いです。なお、翻訳の仕事関連の記事はこちらも是非ご覧ください。
在宅翻訳者に至った経緯
私は体調を崩したことを理由に、ある程度決まった時間出社し、出社中は精一杯働く会社員の働き方を諦めることにしました。
そのため、「在宅」「働く場所を選ばない」仕事ができるようになろうと思ったのが最初です。
(正直に言うと、報酬が成果主義の仕事になるという意味でもあったので自分は稼げるのだろうかとビビッてましたし、この不安は一生続くと思います(笑))
ただ、化学系の研究職という私の経歴をそのまま活かせる在宅ワークは思い浮かびませんでした。どうしたものかと思ったときに知ったのが翻訳の仕事です。
翻訳と言っても、小説の文芸翻訳や映画の字幕翻訳などではなく、産業翻訳(実務翻訳)という分野です。
当時英語を勉強していたのですが、何も活かせていなかったのと、「在宅でもできる仕事」という自分のニーズに合っているかもと思い、翻訳の勉強を1から始めて今に至ります。
現在やっている翻訳関係の仕事
現在はIT、化学を中心に英→日翻訳と、翻訳チェック(別の人が翻訳したものに誤訳や不自然な表現がないか確認し、修正する仕事)をしています。
仕事をどう受注しているか
仕事の受注は、フリーランス登録している翻訳会社からが主です。
翻訳会社に直接応募もできるのですが、現時点で主に取引している3社のうち、2社はアメリアというサイトの求人から応募して契約しました。1社は海外の翻訳会社です。
数か月単位の案件で契約したところや、トライアル(翻訳の試験)なしに契約したところを含めると、契約社数はもう少し多くなります。
フリーランスを始めたばかりの頃は何もわからなかったので、どんなものかとクラウドソーシングも利用していました。ただ、仕事の募集を探して、応募1つ1つに提案しないといけないのと(しかも実績なかったので落ちることがほとんど)、報酬単価が安い傾向にあるので、現在自分はあまり利用していません。
ただ、クラウドソーシングは、翻訳会社との契約が少ないうちの実績作りには役立ちましたし、フリーランスにはどんな仕事があるか幅広く知れたのは良かったです。1つの会社でしか働いたことのなかった私は、「何やってもいいじゃん!(語弊)」と感動したのを覚えています。
スキルを組み合わせて差別化できる人や、まずは副業などで試してみたい人は、登録もタダですし触ってみても良いかと思います。
スキルのフリマ【ココナラ】
約1年間、翻訳の仕事をしてみて
最初の半年ほどは契約数が少ない、契約したばかりで仕事があまり来ない時期でした。しかし、8か月目くらいに良い仕事にあたり、会社員時代の月収を初めて超えました。
そこから報酬額はまちまちですが、現在まで仕事が何かしらある状態です(あるように努めています)。
仕事がない時期を考えると有難いとともに、干されないよう、もっと良い仕事ができるよう勉強していかないととも思います。
一方、翻訳だけで生計を立てる難しさも感じています。私は主にTwitterで翻訳関係のセミナーなど情報収集しているのですが、情報とともに「労力に見合った報酬がもらえない」「時給換算したら最低賃金以下」などの声も多数見かけます。自分もそう思うような仕事をしたことがあります。
高いスキルを携え、価格交渉や新規開拓で単価を上げていくことが定石のようですが、翻訳という仕事の難易度、自分が天才じゃないことから、毎月安定して高い収入を得られる翻訳者に今はなれていません。そしてすぐになれるとも思えません…
私は現在、海外企業からの依頼で記事を書く仕事も少しだけやっています。会社員が副業をやるように複数の仕事をやっていくか、翻訳を極めるか、価値観や置かれている状況によって変わってくると思います。
*「ブログ」も副業で注目される収入源の1つですが、私はうまく運用できてません(笑)。WordPressでブログを始めるなら、「ConoHa WING」というレンタルサーバー経由で立ち上げるのが簡単だと思います(私もConoHa WINGです)。
翻訳の仕事をして良かった!
最後に少し不安になるようなことも書いてしまいましたが、個人的には翻訳の仕事をして良かったと思っています。「英語を使った」「在宅で」「フリーランス」として報酬がもらえるのは、昔の私からしたら考えられない大きな進歩で、大きな経験となっています。日本だけに自分の価値を見出さなくてよいと、視野が広がったのもあります。
モヤモヤすることもありますが、フリーランス在宅翻訳者としてもっとスキルを磨いて稼いでいけるよう、頑張ります!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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